藿香正気水(同仁堂)のご使用前に
藿香正気水(同仁堂)の特徴
藿香正気水(同仁堂)は夏の保健薬と呼ばれます。
藿香正気水(同仁堂)の効能・効果
解表(発汗させること)、化湿(体内の余分な水分を排出させる)、理気(気の流れを良くする)、和中(脾と胃を調和すること)の作用があります。
藿香正気水(同仁堂)の適応症
暑気あたり、夏バテ、暑さによる食欲不振・下痢(泄瀉)・全身倦怠、胃腸型感冒、インフルエンザ、急性胃腸炎、胃・十二指腸潰瘍、慢性結腸炎、食中毒、流行性耳下腺炎などで湿困脾胃を呈する方、中暑(暑さ当たり)、小児の食滞による咳嗽、小児のいぼ(顔面や手足に多発する疣)、歯痛、水あたりに用いられます。とくに夏季に冷房・扇風機にあたり過ぎて頭痛、発熱してかぜをひいた場合とか、寝冷えをしたとか、胃腸の調子がくるって食欲を失い、お腹が痛い、下痢をするといった場合に、湿邪(しつじゃ)の障害を取り除く働きがあってよく使われます。 冷たいもの、生物の飲食が過ぎてむかむかする、食欲がない、全身が重だるい、下痢をするといった場合にも同仁堂藿香正気水は用いられます。暑気あたりにも使用されます。常用すると胃腸を整え、心身を爽快にします。
藿香正気水(同仁堂)の成分
藿香(かっこう)、蒼朮(そうじゅつ)、陳皮(ちんぴ)、厚朴(こうぼく)、白芷(びゃくし)、茯苓(ぶくりょう)、大腹皮(だいふくひ)、生半夏(なまはんげ)、甘草浸膏、広霍香油(こうかっこうゆ)、紫蘇葉油(しそようゆ)
藿香正気水(同仁堂)の用法・用量
1回5〜10mlを1日2回、直接に服用してください。
藿香正気水(同仁堂)の使用上の注意すべきこと
◇使用に際しては、添付説明書をよく読むこと。 ◇定められた用法・容量を厳守すること。 ◇妊娠またはアルコールに過敏症がある方は使用しないこと。 ◇服用後、不快な症状を感じた場合は、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
藿香正気水(同仁堂)の取り扱い上の注意すべきこと
◆直射日光の当たらない、湿気の少ない所に密栓して保管すること。 ◆誤用の原因になる可能性があるため他の容器に入れ替えないこと。 ◆使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。 ◆小児の手のとどかない所に置くこと。
藿香正気水(同仁堂)の国薬準字
国薬準字Z11020377 |