紫雪散(同仁堂)のご使用前に
紫雪散(同仁堂)の特徴
紫雪散(同仁堂)は局方至宝丹、同仁堂安宮牛黄丸をあわせて「三宝」と呼びます。いずれも、高価な生薬を使い、いざというときに力を発揮する丸薬として、伝統的な中医薬局では大切に保存されていますいずれにしろ、こういった高価な薬は、決して不老長寿の薬ではなく、いざというときのためも緊急時の薬です。
紫雪散(同仁堂)の効能・効果
清熱解毒(火熱極盛による「熱毒」「火毒」を清解すること)、開竅(温める薬物を用い、患部や身体の一部が寒けや冷感を伴うものを治療すること)、鎮痙の作用があります。
紫雪散(同仁堂)の適応症
熱病、高熱、落ち着かず、失神、痙攣、便秘、尿の色が濃い等に用いられます。
紫雪散(同仁堂)の成分
石膏(せっこう)、寒水石(かんすいせき)、滑石(かっせき)、磁石(じせき)、木香(もっこう)、沈香(じんこう)、玄参(げんじん)、羚羊角(れいようかく)、麝香(じゃこう)、水牛角濃縮粉、朱砂(しゅしゃ)、升麻(しょうま)
紫雪散(同仁堂)の用法・用量
1回1.5〜3グラムを1日2回、水またはお湯で服用してください。
紫雪散(同仁堂)の使用上の注意すべきこと
◇使用に際しては、添付説明書をよく読むこと。 ◇定められた用法・容量を厳守すること。 ◇妊娠または妊娠をしていると思われる方は使用しないこと。 ◇服用後、不快な症状を感じた場合は、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
紫雪散(同仁堂)の取り扱い上の注意すべきこと
◆直射日光の当たらない、湿気の少ない所に密栓して保管すること。 ◆誤用の原因になる可能性があるため他の容器に入れ替えないこと。 ◆使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。 ◆小児の手のとどかない所に置くこと。
紫雪散(同仁堂)の国薬準字
国薬準字Z20030142 |