知柏地黄丸(同仁堂)のご使用前に
知柏地黄丸(同仁堂)の特徴
知柏地黄丸(同仁堂)は「疲れやすい」「排尿困難」「むくみ」といった、高齢者によく見られる症状に効き目がある六味地黄丸に、清熱作用に優れ、身体を潤す作用がある知母(ちも)と、腎の衰えからくる身体内部の熱を静める黄柏(おうばく)を配合しています。計8つの配合生薬により、腎の精を補って、陰液を増やすことで、こうした症状に効き目を発揮します。
知柏地黄丸(同仁堂)の効能・効果
滋補肝腎(肝と腎の冷やす力(陰)を補充し、機能を高めること)・清熱瀉火(熱の過剰な状態を解消すること)。陰虚火旺を治します。 ×残念ながら、肝腎陽虚証の方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
知柏地黄丸(同仁堂)の適応症
肝腎陰虚:頭がボーッとする・頭がふらつく・思考力減退・めまい感・耳鳴・難聴・腰や膝がだるく力がない・口渇(とくに夜間)・咽の乾き・体の熱感・手のひらや足のうらのほてり・歯の動揺・寝汗・遺精・性欲の仮亢進(勃起不全・早漏・快感がないなどの機能不全をともなう)・尿が濃い・尿の余瀝・便がかたいなどの症候。肝腎陰虚で陰虚火旺の症候があきらかなもの女性では、無月経・経血量が少い・無排卵などがみられます。舌質は紅〜暗紅で乾燥・舌苔は少いあるいは無苔・脈は細数〜弦細数。乳幼児・小児の発育不良や知能の発達不良などにも用います。
知柏地黄丸(同仁堂)の成分
知母(チモ)、黄柏(オウバク)、地黄(ジオウ)、山茱萸(サンシュユ)、山薬(サンヤク山芋)、茯苓(ブクリョウ)、牡丹皮(ボタンピ)、沢瀉(タクシャ) 添加物として、バレイショデンプンを含有する。
知柏地黄丸(同仁堂)の用法・用量
成人(15才以上)一回6g(約30粒)を1日2回、水又は湯にて服用してください。 ※ 15才未満服用しないこと ※ この医薬品の使用上の注意をよく読んで正しくお使い下さい。
知柏地黄丸(同仁堂)の使用上の注意すべきこと
◇使用に際しては、添付説明書をよく読むこと。 ◇定められた用法・容量を厳守すること。 ◇妊娠または妊娠をしていると思われる方は使用しないこと。 ◇風邪の時に服用しないでください。 ◇風邪の薬と同時に服用しないでください。 ◇服用後、不快な症状を感じた場合は、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
知柏地黄丸(同仁堂)の取り扱い上の注意すべきこと
◆直射日光の当たらない、湿気の少ない所に密栓して保管すること。 ◆誤用の原因になる可能性があるため他の容器に入れ替えないこと。 ◆使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。 ◆小児の手のとどかない所に置くこと。
知柏地黄丸(同仁堂)の国薬準字
国薬準字Z11020152 |